# 日経平均2,000円急落!暴落は止まったのか?

5/10の週
日経平均は2,000円近く急落した
現状は28,000円台まで回復したものの
一時は27,000円割れも意識させる急落だった
この急落に対する
ファンダメンタル的な原因は見当たらない
どちらかと言うと需給要因
5月限のSQ(5/13)に向けた
売り仕掛けと考えるべきだろう
では、来週以降は
また、上昇トレンドに復帰するのか
と言われると
それは誰もわからないが
個人的な予想では
レンジ相場からの下降トレンド
入りしたと見ている

昨年の
24,000円台のレンジブレイクから
30,000円まで
一気に駆け上がる相場では
好材料でも騰がるし
悪材料でも騰がる
明らかなバブル相場であったが
今は悪材料で反応する(下落する)
相場に移行してきている
<ご参考>
・米10年国債利回り急騰(2/25)
・日銀ETF買いが日経平均型からTOPIX型に変更(3/19)
・バイデン政権税制改革発表(4/8)
下降トレンド入りと言ったが
どんどん下落する相場というより
騰がり過ぎた反動による下落で
落ち着きどころを探す相場に
移行していると認識している
その根拠についてだが
昨年と今の状況では
明らかに違う部分がある

日本ではまだその違いに
気づきにくいかもしれないが
アメリカ、中国では明らかに
ワクチン接種が進み
コロナ禍を抜けだそうとしている
<ご参考:チャートで見るコロナワクチン 世界の接種状況>
これは昨年
24,000円から
30,000円まで
急上昇した状況と逆の状況に
移行することを意味している
昨年を思い出してほしい
コロナ禍により、政府は金融緩和で
お金をばらまくが
外出できない国民が
どこに資金を入れるかと言うと
株式やコモディティ、仮想通貨など
いわゆる金融市場に
資金が流入したのである
その結果
24,000円から
30,000円まで駆け上がる
バブル相場になったのである
今はどうだろうか
コロナ禍でじっと我慢していた
生活とおさらばし
リアルを充実させる方に
お金を使おうとしているように私は見える

これは金融市場から
お金が流出することを意味するのではなかろうか?
株の格言の「セルインメイ」ではないが
5月で売って9月半ばに返ってこい
今年はそんな取引が良いのではなかろうか
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