# 用語集【な行】~【は行】
【に】
「日経平均株価」(にっけいへいきんかぶか)
日本経済新聞社が、東京証券取引所第一部に
上場する銘柄のうち225銘柄を用いて表す
株価指数。
ダウ平均株価をもとにした計算方式を用いて、
平均株価を算出して発表する。銘柄は
毎年一部が入れ替えられる。
東証株価指数(TOPIX)とともに日本の代表的な
株価指数。日経225。日経225種平均株価
「日経平均先物」(にっけいへいきんさきもの)
日経平均株価を対象とした株価指数先物の
総称。主に、大阪証券取引所に上場されている
日経225先物を指すが、
シカゴマーカンタイル取引所(CME)や
シンガポール証券取引所でも日経平均先物が
取引されている。
特にシカゴ日経平均先物は、時差の関係で
日本の証券取引所が閉じた後の最新の状況が
反映されるため、注目を集める
「日本銀行」(にほんぎんこう)
日本の中央銀行。1882年(明治15)創立。
1942年(昭和17)、国家的な目的のために
運営される特殊法人として改組。
銀行券を独占的に発行し、銀行の銀行として
市中金融機関との預金・貸出取引などを行い、
政府の銀行として政府との預金貸付取引、
国庫金の取り扱い、外国為替の売買などを
行う。
また、日銀政策委員会の決定を通し公定歩合
の変更などの金融政策を実施する。
総裁・副総裁は内閣が任命。日銀。 BOJ
【ぬ】
【ね】
【の】
【は】
「配当」(はいとう)
営利法人である会社が,出資者や株主などに
利益を分配すること
「配当利回り」(はいとうりまわり)
出資額に対する配当金の割合。
特に、株価に対する配当金の割合。
一株当たりの年間配当金を株価で割ったもの
【ひ】
「ビットコイン」
インターネット上で流通する仮想通貨の一。
金融当局の規制を受けず、
P2Pネットワークを通じて相手と直接取引
を行う。
2009年に開発され、世界各国で利用されている。
【ふ】
「ファンド」
「投資ファンド」とも言う。
金融機関や年金基金などの機関投資家や
個人から集めた資金を運用,
投資するファンド(基金)。経営破綻企業等への
投資では買収後に経営陣を派遣して会社を
再生させ,企業価値を高めたあとに売却し,
高収益を上げる。
バブル経済崩壊後の日本の不良債権市場に
外資系ファンドが相次いで進出した際は,
破綻企業の不良債権を安く買いあさるとの
イメージから「ハゲタカファンド」の異名で
呼ばれた。
他方で,株式への分散投資で安定した資金運用を
行なう投資ファンドもある。
買収対象が未公開企業の場合,
プライベート・エクイティ・ファンドと
呼称される
【へ】
「ヘッジファンド」
株式,債券,商品,金融派生商品などに
分散投資し,高い運用収益を追求する
投資信託。
1949年にアメリカ合衆国の社会学者,
アルフレッド・W.ジョーンズが始めた
ファンドが起源といわれる。
割安の投資商品を買い,
割高の投資商品を同時に売るという
投資手法によって,市場変動リスクを
極小化(ヘッジ)することから
ヘッジファンドと呼ばれる
【ほ】
「ボリンジャーバンド」
テクニカル分析の方法の一。
チャート上で、移動平均線の上下に
標準偏差の値の線を引いて作成する。
上下の線は、その内側に値が収まる確率が
高いことを示すので、値が線を越えることを、
内向きに反転するサインとする。
1980年代に米国の投資家
ジョン=ボリンジャーが開発。
株式や為替の変動予測に使われている。